車中泊やアウトドアに出かけると必ず荷物が多くなってきます。そんな時に役に立つのがルーフラックです。見た目もかっこ良くなり最もおすすめのアイテムです。
有名メーカーの商品だとなかなか値段も高いので購入を迷っている人も多いのではないでしょうか。
いっぽうでAmazonや楽天市場でよく目にする格安のルーフラックだと少し不安だしって思ってる人も多いのではないかと思います。
これから購入を考えている皆さんの少しでも参考になればと思い、ルーフラックについて紹介していきたいと思います。
わたしはAmazonでルーフラックを購入しました。コスパ最高で大満足の商品です。あわせて紹介していきたいと思います。
ルーフラックとは?
ルーフラックとは車の屋根に荷物を積載するアタッチメントのことで、ベースキャリアと呼ばれるバーの上に取り付けます。
『ルーフキャリア』『ルーフバスケット』などと呼び名がいろいろあります。
ルーフラックの大きさは様々あり用途別で選ぶ必要があります。仕事で大きな荷物や脚立など積むならルーフラックも大きいのが良いでしょう。
車中泊やキャンプで使用するポータブル電源のソーラーパネルを屋根に取り付ける予定があるなら、どんな風にどの位置に取り付けるか考えて決めたほうが良いです。
大きさは用途に合ったもので選択しましょう。
ルーフラックとは別にルーフボックスと呼ばれるアタッチメントもあります。ボックス状になっていて蓋を開閉できるので雨や風などから荷物を守ってくれます。
軽バンの荷室はキャブコンやワンボックスタイプに比べ広くありません。荷物をたくさん持って出かけると荷室がとても狭くなります。だからルーフラックに荷物を積載することで荷室を広く使うことが出来ます。
ルーフラックのメリットとデメリット
ルーフラックを取り付けることでメリットも多いですが、デメリットも多くあります。納得したうえで購入することが失敗しないポイントになります。
メリットは荷物を屋根に積載するので荷室が広くとれます。車中泊で夫婦や家族や友人といった2人以上で寝る場合は荷物を荷室に積んだままだと、とても圧迫されてストレスを感じます。ルーフラックがあることにより快適に車中泊を楽しむことが出来ます。
そのほかに車内には乗せたくない濡れたものや汚れたものをルーフラックに積載できることです。キャンプで使用したギアは汚れたまま積んで帰宅後に掃除や片付けといった事が多いと思います。その場合にとりあえず屋根に積載できるので車内を汚すことがなくなります。
そしてなんといってもかっこ良いです。アウトドア感もでるのでとても満足のいく愛車になります。自分好みのルーフラックを取り付けることで他の車と差別化ができます。
ルーフラックのデメリットは車高が高くなるので駐車場や障害物に気をつけないといけません。高さ制限のある駐車場やシャッタードアを開けて出入りする際など気をつけないといけません。
私はルーフラックを取り付けてすぐにやってしまいました。シャッタードアにぶつけてしまい修理代を泣く泣く払いました。
続いては風切り音が大きくなることです。風の抵抗を受けやすくなるので、どうしても風切り音が大きくなってしまいます。高速道路はかなり大きな風切り音がします。静かに車に乗りたい人は気になるかもしれません。
軽バンの場合は座席の下にエンジンがあるので風切り音はエンジン音でかき消されてそれほど気にはならない人も多いです。
多く積みすぎると走行の安定感がなくなるといった話もききます。車の上に荷重がかかりすぎるとコーナーを曲がる際など重心が傾きやすくなるので安全運転を心がげたほうが良いです。
そのほかにも燃費が悪くなることです。ルーフラックはかなりの重量があり、空気抵抗も受けやすくなることで燃費が悪くなり走行スピードも出にくくなります。
そして最後は洗車機で屋根が洗えないことです。普段、洗車機で洗っている人にはデメリットになるでしょう。洗車機では屋根以外の部分しかブラッシングで洗えません。したがって屋根は手洗いになります。洗車機によってはキャリアルーフを付けていると使用できない種類もあります。屋根を手洗いする際にはルーフラックが邪魔をして隙間から手を入れて洗うしかないので、とても洗いにくいです。暑い夏や寒い冬などの洗車はかなり大変です。この点も考慮して購入を検討したほうが良いでしょう。
Amazonで格安ルーフラック購入
ルーフラックの価格は10万円以上する高価な商品や1万前後で買えるコスパの良い商品など様々あります。
ルーフラックはキャリアベースに取り付けていきます。キャリアベースとはルーフラックやルーフボックスといったアタッチメントを取り付ける土台となるパーツのことです。
私が購入した商品はAmazonで売っているルーフラックとキャリアベースです。合わせて2万円くらいでした。
キャリアベースはROCKY(横山製作所)さんの『SGR-10』です。取り付けも簡単で長さを調整してしっかりと締めればその後の緩みも感じません。最大積載量は60kgで頑丈な作りになっています。
ルーフラックはe-choiceさんの『R03ーC』です。長さは1100㎜で幅は900㎜です。ハイゼットカーゴの屋根の長さはおおよそ2100㎜なので約半分の長さになります。最大積載量は50kgです。
組み立て式と説明には書いてありますが3分割になっているだけなので、はめ込んだら組み立て完了です。こちらも取り付けは簡単ですが鉄製で製品重量が9kgあります。二人以上で取り付けることをお勧めします。
ルーフラックの製品重量と最大積載量を合わせると59kgになります。このキャリアベースの最大積載量は60kgなので範囲内の重量で納まります。この最大積載量も考えながら選んでいくのもポイントになります。
ルーフラックを載せるだけで外観がかなり変わりました。さらにコスパも良く、問題なく使えているので大満足しています。
e-choice 組立式 鉄製 ルーフラック 【R03-C】
ROCKY ( 横山製作所 )キャリアベース SGR-10 ブラック
あれば便利なアイテム
屋根の上に積載するのは高さがあるので意外と大変です。自分より上に積んでいくことになるので荷物が重いとバランスも取りながらの力のいる作業になります。そこで荷物を載せるのに必要なアイテムがあります。踏み台や荷物を固定するものです。そのほかに小物やキャンプギアを入れたりできる収納ボックスなどあればとても便利です。
踏み台
踏み台もアルミ製の頑丈なものであったりコンパクトになる折りたたみの軽量タイプのものなどいろんな種類があります。
踏み台がアルミ製の頑丈な大きなものだと荷物を載せたり下ろしたりはとても楽です。しかしその踏み台が車に積載した場合に場所をとってしまいます。そのことを考えてコンパクトな踏み台を私は使っています。ゴードンミラーやキャプテンスタッグのカッコよい踏み台が欲しかったのですが、少しでも高さがあるものが欲しくて高さ45cmの踏み台をホームセンターのナフコで買いました。高さ40㎝前後の踏み台はよくあるのですが45㎝となると少なくなります。
この踏み台はダイソーで購入した磁石とゴム紐で収納しています。
ドアのフック部分に取り付けるペダルもAmazonで購入しました。1000円以下で買えてコスパの良い商品です。荷物を持ち上げるときに足を乗せれるので便利です。
ペダルがボディに当たる箇所にはゴムカバーが付いているので傷もつきません。とても小さいので収納にも困りません。
TC-select ドアステップ 昇降ペダル 踏み台 洗車 脚立 クライミングペダル
ラッシングベルト
ルーフラックに積載した荷物は走行中に落ちないように固定しなくてはいけません。最初に購入したのがカムバックル式のワンタッチで固定できるラッシングベルトです。長さは何種類かあったのですがどれくらいの長さが良いのか分からず1番短い2mにしました。2mのベルトだと長さが足りない荷物もあるのでもう少し長いベルトにしておけば良かったと思います。次に購入したのはラチェット式の5mのラッシングベルトです。荷物の固定が頑丈にできるようになりました。すこし長いので余った部分はトランクカーゴに入れこんで荷締めすれば邪魔になりません。このラチェット式になっているタイプはおすすめです。徐々に締めていけるので丁度よい締め具合で調整できます。強く締め過ぎるとコンテナボックスは破損してしまうので注意が必要になります。
締めた荷物の上からカーゴネットで固定するのも良いでしょう。無骨感がでてカッコよいです。
収納ボックス
テントやタープといったある程度大きな物ならそのままルーフラックに縛り付けても問題ないですが、小さなギアや濡らしたくないものは収納ボックスに入れて持ち運ぶのが良いと思います。
この写真はe-choiceさんの『R03ーC』のルーフラックに無印良品のポリプロピレン頑丈収納ボックス70Lを1個と50Lを2個載せています。これでかなりの荷物が持ち運べます。
まとめ
ルーフラックは便利で外観も整いとてもおすすめです。荷室を広く使えるようになりアウトドアや車中泊を快適に楽しめると思います。
しかしメリットだけでなくデメリットを把握することでルーフラックのより良い選択ができると思います。そして車種に適合するもので積載する荷物の大きさも考慮して選んでください。
自分好みのルーフラックでこれからのライフスタイルを満喫しましょう。