愛犬と旅行に行ったりキャンプをしたりと楽しんでいる飼い主さんはとても多いと思います。
だからこそ愛犬は本当に楽しんでいるのかな？ストレスを感じてないかな？と思われている飼い主さんも多いのではないでしょうか。
ペットと泊まれるホテルなど増えてきていますが、ここでは車中泊で愛犬との旅行を楽しむためにストレスを軽減させてあげる方法について紹介していきたいと思います。
旅行は犬にとって楽しいのか？
愛犬との旅行は飼い主さんはとても楽しいです。しかし愛犬は本当に楽しんでいるのでしょうか？
旅行は犬にとって環境の変化であったり知らない人との出会いが多くなり、不安を感じてしまいます。では、飼い主さんが旅行中に愛犬をペットホテルに預けたり留守番をさせた場合はどうでしょうか？飼い主さんと離れて知らない場所で過ごすことになるので、これもまた大きなストレスを感じてしまいます。だから楽しめるか楽しめないかはその子次第になります。
連れて行くにしても、ホテルに預けたり留守番させたりしても不安を感じてしまうのでどちらにしても普段から慣れさせておくことが重要になります。
愛犬と車中泊の場合はどうでしょうか。普段から車に乗り慣れている子も多いと思います。いつも使っているキャリー、タオルケット、クッション、玩具など持っていくことで少しでもストレスを感じないようにしてあげましょう。
きっと飼い主さんと車中泊旅行を楽しんでくれると思います。
愛犬と車中泊のメリットとデメリット
愛犬と車中泊のメリット
- 一緒に旅行を楽しむことができる
愛犬と同じ景色を見ながら、その時間を一緒に楽しむことができます。
飼い主さんといることでペットもリラックスして旅行ができるでしょう。
- 時間の制限なく自由に旅行が楽しめる
車中泊はスケジュールを自由に設定できるため、寄り道をしたり愛犬の状態を見ながら休憩したり自由に旅行が楽しめます。
- 宿泊費用がかからない
自分の車で宿泊するので宿泊費用がかかりません。
キャンプ場やＲＶパークを利用しても、宿泊施設に比べると費用は大きく抑えることが出来ます。
愛犬と車中泊のデメリット
- 温度管理がむずかしい
夏は気温が高く熱中症には気をつけないといけません。昼間は勿論のことですが、太陽が沈んだ夜間も車内の温度や湿度は高いので温度計でしっかりと管理してください。こまめに水分補給をして対策しましょう。
もしも熱中症の症状がみられた際には氷や保冷剤などを使い体を冷やしましょう。体を冷やす際は足の付け根や首筋などの大きな血管を冷やすのが良いです。それでも症状が改善しないときはすぐに動物病院に連れて行ってください。
- 車移動が多くなるので健康面の配慮
車に長く乗ることでストレスがたまりやすいです。
休憩をとりながら外の空気を吸わせてあげましょう。
愛犬と車中泊で気をつけるポイント
温度管理
車内の温度管理はとても重要です。特に夏場は気をつけないと熱中症になってしまいます。
エンジンを止めたまま犬を車内に置いておくのは絶対にやめてください。たとえ短時間であっても誰かが一緒に車内に残るようにして車内温度は適温にしてください。
走行中の転倒
愛犬を車に乗せる際には安全のため転倒防止の対策をしておきましょう。車内の危険な場所には柵をつけたり、移動中はキャリーの中で落ち着かせたりしましょう。キャリーやケージの中で落ち着けるように普段から慣れさせておくのも大切なことです。
車酔い
長い時間車に乗っているとストレスで三半規管や前庭が刺激され、車酔いを起こす可能性があります。その他にも芳香剤などの匂いが原因で車酔いをしてしまう事があります。
落ち着きがなくなったり頻繁にあくびをしたりする初期症状がみられたら車酔いの可能性があるので体調の変化には気をつけて観察してあげましょう。
芳香剤などの香りがあるものについては事前に撤去して、車の揺れをなるべく抑えるように安全運転に心がけましょう。
運動不足
長時間の移動で体を動かせない時間が長くなります。運動不足からストレスを感じる犬も多くいるので移動中は定期的に休憩をとり散歩させてあげましょう。また高速道路の移動はドックランが併設されたサービスエリアなどありますので運動させてあげましょう。
食べ物・飲み物
環境の変化からストレスで下痢や嘔吐を起こす事があります。食べ慣れてないものだと余計におなかの調子を崩してしまいます。普段から食べ慣れているものを用意してあげましょう。
暑い時期は水分補給が大事です。常に新鮮な水が飲めるように用意しておいてください。
トイレ
車内でトイレがしやすいようにトレーはすぐに行ける位置に設置しましょう。おむつを装着するのも対策として粗相を防止できます。車内で粗相してしまったら匂いが充満してしまい座席や荷物も汚れてとても大変です。
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マナー
楽しく旅行をするためにはマナーを守ることが重要になります。
周囲への配慮として排泄物の処理や無駄吠えには気をつけましょう。特に夜中の無駄吠えは迷惑をかけてしまうのでしつけも大切になってきます。ストレスが原因で吠えてしまう子もいますので旅中の運動や飼い主さんと戯れる時間を忘れずにとってください。
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まとめ
愛犬と旅をするのはとても楽しいものです。共に過ごす時間は双方にとって良き思い出になり宝物になるでしょう。そのためにも疲れやストレスのケアをしてあげる事がとても重要です。さらに普段のしつけも大切です。事前にできる準備を怠らず快適な車中泊旅を楽しんで下さい。
